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Kazumi流 Blog

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Kazumi流 津田 恵子 オフィシャルブログです。
Solitude(ソリテュード)、きもの、コンパニオン・アニマルについての話題をお届け。

湘南経済新聞ヘッドラインニュースでKazumi流が紹介

2010-04-02 19:35:40

本日、湘南経済新聞WEB版ヘッドラインニュースでKazumi流きものが紹介されました。

北鎌倉の古民家「たからの庭」。
庭も自然のままに、そこだけゆるやかな時が流れる場所である。
古民家再生を目的に、そこから様々な和講座を発信しようという試みの中
声をかけていただいたのが発端。

好評をだった3/17(水)の和しゃべり&風呂敷ラッピング講座をうけ、
4月、5月の第二土曜日と第二火曜日に講座ときものレンタル(なでしこ変身コース)を企画。
【写真1】なでしこ変身中
2009DECe.JPG

桜も、辛夷も満開の中、うぐいすの声に包まれにいらっしゃいませんか?
DPP07DA0317123B03.jpg

きものでお寺を巡る。
そんなひと時こそ、まさにソリテュードを実感できるでは?

たからの庭に工房をもつ「手毬」でだけ頂ける、手づくり和菓子とお弁当もお勧め♪



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鼻緒をすげかえ、ドレスダウンの技

2010-03-31 13:41:53

銀座の散歩途中に立ち寄るお気に入りのお店のひとつが明治創業草履のやまと屋さん
(日産ショールームからコアビルに向かう途中左側)
細長いそのお店の中には「履き倒れの江戸」といわれた頃を彷彿とさせる
凜とした佇まいの品々がある。

サイズも、色もそこにある既存品から別オーダーでき(同じ価格のことが多い)
購入後のメンテナンスも無料できめ細やかにおこなってくれる。

以前、ご紹介した「赤白」を巻き込んだ熟練の技の品を「白黒」でお願いしようと
立ち寄る。
すると「いやぁ、職人さんはご注文頂いた品を退院後つくり、また体調を崩し
結局亡くなられて…あの複雑な巻きを作れる技術の方はまだ育っていなくて」
「…そうですか。とても残念です」と言葉を失う。
「では、こちらの舟形がユニークな細身の草履を」「その方もお亡くなりになって」

技の繫ぐことのむずかしさをここでも実感。
というのも、浅草で購入する塗りの蛇の目や日傘が、最近壊れやすい。尋ねてみると
「採算がとれないので海外で技術指導の上、製造しているのだが、実はもうひとつ…」という。

そんなことを思い出しているうちに、「今、あるうちに買っておかねばと」急かさせるかのように前から気になっていた鈍い金色の草履をみせてもらう。
【写真1】巾約5mmの巻きが10段で高さ約6cm。この職人さんの草履は品があり歩きやすい
草履before.JPG
「礼装にぴったり」と勧められるが、365日のふだんきもの生活者には第一礼装の場よりも
日常にいかに活用できるかが大切だが、その控え目な美しさには抗えず頂くことにする。
そしてふと、思いついて「鼻緒が同じ素材のままですと礼装に過ぎるので、もうワントーン、
ドレスダウンしたいのですが」というとすぐに理解してもらい、もう少しシルバーがかった金色を出してもらう。
【写真2】結局、こちらの鼻緒にすげかえてもらうことに。実物は台とのコントラストが絶妙。
草履鼻緒.JPG
20分ほど待った後に、すげ替えた品は柔らかものの着物をきた折には、しっとりと品よくおさまりそうな風情。洋服もそうであるが、きものも仕上がりの足元のバランスは重要。
【写真3】前つぼも、いつもの赤ではなく鼻緒ど同色で格高。
草履after.JPG
今度のお茶会には、色無地に桜の帯を締め、この草履をはいていこう。
全体を俯瞰して完成させるきものの色の世界は心を澄ますほどに、その奥行きが広がりスリリング♪

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和しゃべり&風呂敷ラッピング講座@北鎌倉

2010-03-17 19:41:35

03月17(水)
昨日の雨も上がり、よいお天気。
北鎌倉の雨に濡れた木々は静けさを際立たせる。
【写真1】さくらがテーマのイベントの出番はやはり桜の帯、今年はあと何日締められるか。
DSC_1202.JPG
午後になると温度もあがり、古民家の和室の障子をあけるとさっと美しい光が流れ込む。
【写真2】どこかなつかしい縁側つきの和室でのワークショップ。
DSC_1220.JPG
【写真3】平日11時開始にもかかわらず多数参加。結城紬を素敵に着こなした男性は
    ご指導をした方。「習うより、慣れろ」がやはり鉄則。ここでしか味わえない
    「うぐいすもち」を出された時タイミングよくうぐいすが鳴き、感動♪
DSC_1208.JPG
風呂敷ラッピングではカテトラリー、ティッシュボックス、ボトル包みなどを練習。
「結ぶ」という作業は帯揚げと同じ手順でおこなうと、結び目がだんご状にならず、きれいになる。角を整えるやり方など、美しくみせるにはそれなりのコツが。
そんな手順を学びつつ、それがきものの世界と繋がっていること、究極のエコ、世代を超えたコミュニケーション・ツールであることを和しゃべり。
【写真4】みなさん真剣。やはり、個性がでます。
DSC_1210.JPG
22日までの「たからの庭」でのイベントではKazumi流セレクト和雑貨販売も行います。
源氏山ハイキングコースにいらっしゃるついでにお立ち寄りください。
【写真5】印伝柄は江戸好み。
DSC_1180.JPG
【写真6】半幅帯、風呂敷などすべて桜柄
DSC_1182.JPG
お越しいただいた方は、「気分がかわった」「癒される場所」とおっしゃっていました。
4月,5月の第2土曜日と、火曜日はここで「ふだんきもの講座」や「なでしこきものレンタル」を開始します。もちろん創作和菓子体験や楽しめます。ご一緒にわくわく「和」デーを♪♪
【写真7】創作和菓子作家、御園井裕芙子氏もさくらのきもの姿、桜の花びらが舞う手毬型作品
DSC_1193.JPG

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弥生三月♪桜舞う袋帯~後篇?~

2010-03-05 13:12:55

きょうは、4月の陽気だという。
陽射しは暖かく公園にいくと、うさぎまで散歩に繰り出している。
【写真1】漆黒の毛が美しいネザーランド・ラビットはしっかりリード付き
2010MAR05兎.JPG
弾む心で「こんな日は桜の帯びより!」と思い立って銀座へ。
ちょうど、すずらん通りの呉服店「えり善」で紬展が開催中。
黄八丈の山下八百子さんの作品も展示されているとのことなので、彼女の作品に桜の帯をしめる。
その途中銀座4丁目交差点「和光」のウィンドー・ディスプレイーのきものに目がとまる。
誘われるように、6Fの展示会場に行ってみる。
足を踏み入れ、会場を包む柔らかく繊細な風情に息をのむ。そっと近付くとその淡い色合いのぼかし(グラデーション)に金箔がさりげなくちっている。しかも、所々ににフレンチ・ノット(さがら刺繍)の刺繍がほどこされている。
思わず、裏まで覗きこむ。どれもこれも淡く、その儚げな色淡いは「幽玄」というよりも「生気」ある美。
ふだん、あるいは本質はどうあれ(笑)「女として生まれてきてよかった」と思わせるような作品ばかり。

そんな中、さきほどから何となく後方に人の気配が…
すると声をかけてきた銀髪の紳士が「いやぁ、あんまりすきっと着物をきてはるから、ついつい付いてまわってしまいました。色の配色も素晴らしい…わたしは他の方の作品であっても良いものはよいと認めますよ」と。
褒められて育つタイプ(笑)としては、思わず木の高みまでのぼりつつ
「ありがとうございます。お天気に誘われてつい誘われて…」などと、手持ちの他の写真なども厚かましくお見せしながら「この着物は…」などと言葉をかわしていると係りの方が
「こちらが、この作品をおつくりになられた先生で」と。
ますます、楽しくなり色々とお話を交わす。
「…帯は締めるという理性の作業で、きものは纏うという情なんですよ…”絶滅品種”?それはいってほしくないですなぁ」
「365日毎日きているのは、ほぼ絶滅危惧種分類です。ですから絶滅しないようにみんなできものを日常のとりいれましょうという活動をしているんです」
「きものは余白ですからね。デザインも”間”、しゃべるのも”間”。最近はそこのとこが理解されていないですなぁ。西洋の美は余白恐怖症ともいえますなぁ。建物みても天井も、壁も絵があって、絨毯もすごくて…わたしが刺繍を全部にほどこさないのは、余白を委ねているんです。最初は染めもなかなか気にいるのがみつからず、結局自分で染めることになったりして、箔も刺繍も何となく自分でやり始めて」
「えっ、刺繍もご自身で!」と無邪気に感激した私でしたが、
実は、福田喜重氏は染色・刺繍、箔をなさり「刺繍」では重無形文化財保持者(Living National Trasureという英語表記がなんだかすごい)だったと知ったのは帰宅後でした。

それにしても、きょうの「余白の時間=ソリテュード」により
また素晴らしい方に出会えたわくわくは宝物となりました。

みなさんも、13日までの作品展(販売も)に足を運んで非日常をお楽しみください。
福田喜重展a.jpg

福田喜重展b.jpg

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弥生三月♪桜舞う袋帯

2010-03-01 23:07:27

早春のこの季節、まだ目にみえぬ何かの始まりを今年も感じる。
命の胎動がそこここに聞こえるように、自分の内にも希望のざわめきが感じられる。

そんな春を待つ日々、桜の袋帯に一目ぼれ。

日本人のDNAの中には花といえば「桜」というように
何か特別の華やかさで記憶されている。

365日のきもの生活開始以来、ずっと桜の帯が欲しかった。
友人のもつ、淡いグレイの塩瀬に白い花びらが舞う名古屋帯も
柔らかい女性らしさが溢れ見るたびにうっとり。

しかし、きものを知る者にとって桜の帯は「贅沢品」。
というのも、基本的に「季節の先取り」が約束事としてあるので「桜」ほど
有名(笑)になると、素人目にも季節感が極めて限られると理解されているからだ。
ある呉服屋さんは「花びらだけの意匠ならば通年大丈夫。
枝があると桜にさきがける季節だけですね。でも最近はお好きな方は通年」という。

85歳をすぎたわが師匠などは、桜の帯やきものを作った当時全国を北上しながら
講演活動をしたので「数か月も着る事ができた」と。

パールホワイトに少しベージュを足したような地紋入り袋帯には
白い花びらにピンク散らした桜が一杯に織と刺繍で華やか。
見ているだけで、女心が満たされ幸せになる。

何日か迷った末、一足早い自分へのバースデー・プレゼント(という言い訳)として購入。
これが、手持ちの山下八百子さんの黄八丈にぴったり。
少し派手かなと躊躇したが、手で何度も丁寧染めと織を繰り返され
光沢を放つ黄八丈に巻きつけると艶やかさもワン・トーン静まりしっとりとおさまる。
「織には染め」という原則は少しわきにおいて、出来上がったコーディネイトを自画自賛。
【写真1】帯の銘は「祇園枝垂れ桜」
祇園枝垂れ桜.JPG
【写真2】胴部分もたっぷりと桜、きものの八掛けに近い深い抹茶色の帯あげに白の帯締め
祇園枝垂れ桜2.JPG
もちろん帯はKazumi流三分式に仕立て直す。
10分ほどで纏いおえた後、六本木グランドハイアット東京へ自分で車を運転し向かう。
【写真3】六本木ローターリークラブ5周年PARTY@グランドハイアット東京
2010MAR01枝垂れ桜.JPG
帯に出合い、芯入れ仕立てを待つ日々、そしてその帯をうっとりと眺めた後、思い切って
鋏をいれ三部式に。出来上がりに満足しつつ色合わせをあれこれ考える。
そうした何日間の幸福感…みんなにも分けてあげたいな。

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